カワラバト(河原鳩) 学名:Columba livia
・ハト目ハト科 ・全長約33p、翼開長約55p
・季節:留鳥 ・分布:全国 ・環境:雑木林、山林、農耕地、市街地
模様&特徴:
・オスメス判別不能。
・灰色のものが一般的だけど、様々な色や模様がいる。
・もともとは外来種で、ユーラシア大陸に生息するカワラバトが家禽とて、
肉、卵、羽毛、伝令などを利用するために飼育されたものが野生化して市街地などで定着したらしい。
またカワラバトは日本ではかつて狩猟対象だったが、
伝書鳩を撃ってしまう危険性がある等の理由から、
本種はその対象から外された経緯がある(飼鳥を射殺すると動物愛護法に触れる)
・一説には飛鳥時代、残存する記録では平安時代に「いへばと(鴿)」の語が見られ、
「やまばと(鳩)」とは区別されていた。
今から1000年以上前に、すでに身近に存在していたものと考えられる。
室町時代から「たうばと(塔鳩)」、これに加え、安土桃山時代には「だうばと(堂鳩)」と呼ばれ始めている。
「ドバト(土鳩)」という語が登場するのは江戸時代から。
・このため日本語のカワラバト・家鳩・塔鳩・堂鳩・ドバトという言葉の間の線引きは曖昧で「ドバト」に関して近年、
1・広義に「野生の」カワラバトに対して「家禽化された」カワラバトの総称
(Colombo livia var domestica) だとする説がある。
2・狭義に「家禽化された」カワラバトのうち「再野生化」した個体
(feral pigeon) を指すとする説がある。
余談:
たかがハト、されどハト・・・。
野鳥を始めてハトなんてすぐに撮れる!いつでも撮れるっとスルーしてたけど、
一番身近なドバトに歴史があるとは知らなかった(^^;)アセ
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